富士山朝焼け 骨描き
実際に日本画を描きながら、制作過程を、説明していきます。日本画styleロゴ

     富士山朝焼けの制作過程

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富士山朝焼け  田貫湖
富士山 朝焼け

今回で下絵作成を終え、いよいよ、本画に移ります。
下絵を本紙に写し、骨描きの作業に入りたいと思います

骨描き 4/9
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空の青色を少し濃くしました。
本画作成のイメージが、だいたい出来上がりました。
本画を描き始めると、顔彩では出来たが、岩絵具では
出来ない事とか出てくると思います。
また、イメージも膨らみ少々下絵とは変わってくるかと
思いますが、それもまた楽しみの一つです。
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いよいよ、本画に入ります。
パネルは、Fサイズよりも少し横長のP12を選びました。
紙は、雲肌麻紙のドーサ引きしてあるものです。

麻紙について  水張りのやり方  ドーサの引き方
骨描き  4/16
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やっと絵を描く時間がとれました。
前回用意した本紙に鉛筆で軽くあたりをとります。
下絵で使用したスケッチブックのサイズより横に長く
比率が違うので、トレーシングペーパーは使わず、直接
本紙に描き込んでいます。
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波になっている部分は、大きめのものだけ描いておき
細かい部分は、実際に色を入れる時に、筆のタッチや、
ぼかし等をうまく使って描いて行く事にしました。
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墨で骨描きします。
筆は面相筆を使っています。
富士山手前にある山のようなものは樹海です。
この部分は、特に暗くしたいと思い、あらかじめ墨で
暗くしておきました。
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骨描きが終わったら、
胡粉を全体に引いていきます。

今回は、本紙に、下絵を参考にして、写したわけですが、
横に長いP12サイズを使い、ワイドな感じを出す為に、
富士山を下絵より少し低くして、横に長く描く事に
なりました。この為、富士山の特徴である長い裾野が、
上手く出てくれてゆったりした感じになってくれたと思います。

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