富士山朝焼け 岩絵具による彩色4
実際に日本画を描きながら、制作過程を、説明していきます。日本画styleロゴ

     富士山朝焼けの制作過程

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富士山朝焼け  田貫湖
富士山 朝焼け

今回は、背景に手を加えていきます。
富士山と空の色のバランスも確認しつつ進めて生きたいと思います。

8/15岩絵具による彩色4
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空上部に紫群青11番をもう一度重ねました。

空の焼けている部分に岩緋13番を薄く
部分的に入れてみました。
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湖面にも薄く岩緋を部分的に入れています。

ここでは、赤を濃く入れていく箇所の
確認程度でしか塗っていません。
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空の焼けている部分を徐々に濃くしていきます。

空全体のバランスを見ながら雲の形も
作っていこうと思います。
9/24「富士山朝焼け」制作過程
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突然ですが、全体を赤口黄岩11番で、
塗りつぶしてしまいました。
久しぶりに、自分の描いている絵をみて
どうも違う、納得いかない、やり直そうと思いました。
 富士山の色はともかく、空の青い部分の汚さ、
赤く焼けている部分が明るすぎという所を直して
いきたいと思います。
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全体が乾いたので、さっそく空から塗って
いきました。紫群青11番を重ねていきます。
 富士山には、今までと同じく黒群青を
塗っています。
 湖面には臙脂の10番を薄く塗っています。
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紫群青の部分にムラが無くなる様に刷毛を
使い手早く左から右へと紫群青を
引いていきます。
下の部分は、水を含んだ別の筆で
ぼかしています。
 富士山もフラットになるように色を
重ねていきます。
湖面の富士には藍墨色10番を塗りました。
 結局、紫群青も黒群青も3回重ねました。
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赤く焼けている空を描き込んでいきます。
岩緋13番を使いました。
紫群青と岩緋の対比があるので、境目のぼかし
が難しいです。
 前回の32番の画像に比べると落ち着いた
雰囲気になったと思います。

全体的にもう少し絵の具を重ねて、厚みを出して
重量感のある絵にしたいと思います。

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